【コラム:セカンドライフ】今、流行のFXをセカンドライフでも利用できる?!~リンデンドルの有効な活用法~
昨今、FXいわゆる、外国為替証拠金取引に関するニュースや事件などを耳にすることが多くなった。
FXそのものに関する詳細はあえて解説しないが、我々にとっては外国(=のサーバにある)であるSecondLifeでもそんな取引が出来るのかもしれない。
そもそも、「1米ドル=110~120円そこそこ」という値段感覚は恐らくどの方でもお持ちであろう。
では、「1ユーロがおおよそ何円なのか」はどうだろうか。
1フランは?
答えはそれぞれ150~160円、95~100円程度である。
SecondLifeにおける通貨は「リンデンドル」と呼ばれる仮想の通貨である。
「リンデン」とはSecondLifeを開発・運営しているリンデン・ラボ社に由来するものであるが、では先ほどと同じように1リンデンドルがおおよそ何円なのか、と聞かれても、それを答えられる人はおそらく100人中5人と居ないだろう。
それほど、この通貨は世界においてマイナーな通貨なのだ。
しかし、このマイナーな通貨がバブル期の「円」のように、いずれ力を持つ日が来るのかもしれない。
SecondLife内での買い物や取引にはこのリンデンドルが使用されるわけであるが、実際に販売されているものの値段といえば、アバターが着用する衣服やアクセサリは数十~数百リンデンドル、同様にアバターの外見を変化させるためのスキンが数百~千リンデンドル前後、と聞くとそれが高いのか安いのかがよく分からなくなってくる。
では先ほどの答えはと言うと、
1米ドル=268.50リンデンドル(※8月2日時点)
つまり円に換算すると、
1米ドル=119.06円(※8月2日時点)=268.50リンデンドル
1円≒0.44リンデンドル
100円≒44リンデンドル
1,000円≒440リンデンドル
ということは先ほどのアバター用のアクセサリはおおよそ数十円で駄菓子程度、スキンならば週刊誌位の価格ということである。
現実世界で同じようにアクセサリや衣服を購入することを考えれば、安い…のではないだろうか。
この価値観は人それぞれとしか言いようが無いだろう。
さて、冒頭申し上げたようなFXについて、そこで利益を出そうとすることは、現実的(仮想現実の世界での話ではあるが・・・)には非常に難しいといえる。
というのも、リンデンドルの為替相場はSecondLifeが設立されて以来、1米ドル=250~320リンデンドルの範囲を外れておらず、今後数ヶ月の範囲でもその範囲を大きく外れることは考えにくいことや、取り扱う市場はユーザ間やアンオフィシャルな市場においた「闇」取引を除けば、現状リンデン・ラボが運営するSecondLife上でしか無いからである。
また、仮想現実の世界での為替取引による差額で利益を出し、米ドルに換金すること(さらには日本円に換金すること)が違法行為であるとの見解が大多数を占めるからである。
同じように、先般記事として取り上げたようにリンデン・ラボ社としてSecondLife内の賭博行為を全面禁止するなど、現実世界さながらの規制が入る日も近いようだ。
このような新しい世界において、様々なビジネス、様々なアイディアで「リンデンドル」を得ようとするユーザが多いが、そこで安直に利益を出せる、儲かる、などという連想を持つ、もしくは持たせるような詐欺行為まがいな行いをする目的でSecondLifeへアクセスすることは、本来の楽しみ方ではない。
あくまでもSecondLifeであることを理解し、現実世界ではやすやすと買えないような不動産や自動車、ひいては戦闘機や近未来的な乗り物といった、それこそプライスレスな買い物をしてみるのが本当の楽しみ方なのではないだろうか。
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