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【コラム:アフィリエイト】アフィリエイト戦略考(9):「Google PPAの衝撃!」~あなたも活用できる『Google アフィリエイトの賢い利用法』~

[08月10日]

Googleが米国で「Pay-Per-Action(beta)」のテストを開始してから遅れること約3ヵ月、ついにGoogleは日本を含めた世界各国で「Pay-Per-Action(beta)」を展開すると6月22日に発表しました。

Pay-Per-Action(PPA)広告とは、資料請求や商品購入など、広告主が設定した行動が起きた際に報酬が発生するアフィリエイト広告です。今回のコラムでは、2007年8月時点で明らかになっている情報をもとに、GooglePPAの特徴及び利用方法について考えていきます。
[参照:Google アドワーズ広告サポート]


  • Pay-Per-Action(beta)の利用条件

  • GooglePPA広告はbeta版の為、利用できる広告主が制限されています。
    現時点では、「過去 30日間にAdWordsのコンバージョンタグを設置し、500回以上のコンバージョンがある広告主」、または「GoogleがPPA広告の開始をする以前から、代理店経由でAdWordsを利用していた広告主」のどちらかの条件にあてはまる広告主であれば、PPAの利用が可能です。

    上記条件に当てはまらない場合は、個別に代理店へ照会してみてください。

  • GoogleAdWords広告におけるPPAの位置づけ
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    ※1掲載後に掲載中の媒体の一覧を確認し、指定したサイトを除外することはできる。(詳細後述)

    PPA広告が追加されたことで、マーケティングの各段階に応じた広告形式をAdWords内で実施できるようになりました。

    認知・関心の段階には、広告媒体を指定して動画・イメージ広告などサイトターゲッティングを利用します。
    自社をどう印象付けるかということが目的ですので、課金形式は表示回数による課金が適しています。

    比較検討の段階では検索連動型広告、コンテンツターゲットの利用が中心となります。
    商品に関心のあるユーザーは、検索を行ったり、商品の使用感などを確認するため比較サイトや関連のブログサイトなどを閲覧します。

    こうした検索結果や、コンテンツサイトに自社商品の広告を出稿し、自社サイトへ誘導することで商品を十分に理解してもらいます。
    ここでは自社サイトへの誘導が目的ですので、課金形式はクリック数による課金が適しています。

    さらにPPA広告を利用することで、コンテンツマッチで自動表示されるコンテンツターゲットだけではなく、サイト運営者自らが広告を選択できるPPA広告に御社が出稿することで、より多くの自社商品に適したサイトに掲載される可能性が高まります。
    この段階での目標は成果ですので、課金方式は成果数による課金が適しています。

    こうして、PPAが追加されたことで、AdWordsを利用すれば、認知関心・検討比較・アクションに合わせた広告形式、課金形式を選択できるようになりました。

  • 通常のアフィリエイトASPとGooglePPAの比較
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    まず、GooglePPAの利用自体に固定費用は発生しません。
    この点は通常のASPの利用に比べても、非常に利用がしやすい点です。

    広告の訴求点を複数テストする、ランディングページをテストする、通常のアフィリエイトでは成果が難いとされている、BtoB広告の出稿してみるなどの利用の範囲は広がります。

    ネットワーク数は潜在的にはGoogleAdSence利用ネットワークが全て対象となりますが、現状はbetaテストの為、一部の媒体に限られているようです。
    安定した成果数を追及するのであれば、既存のASPサービスと併用して利用するのが良いでしょう。

    尚、GooglePPAでは、広告を掲載する可能性があるサイトを事前に確認することはできませんが、AdWordsの機能として今年6月に追加された配信先レポートにより、広告掲載中のサイトを確認することが出来ます。
    また掲載したくないサイトを指定して除外する機能があるため、配信先レポートから、掲載先を確認し、問題があれば、サイト除外機能により掲載を中止させるなど、掲載のコントロールも可能になっています。

    原稿の種類は通常のASPを利用する場合とほぼ同じとなります。
    シンプルで媒体にとって使い勝手のよい原稿をバナー、テキストとも複数用意しましょう。
    媒体に選ばれる可能性が高まります。

  • 成果単価設定の考え方
  • アフィリエイトで成功するには、ネットワークサイトから自社の広告を選ばれなければなりません。
    そのためには使い勝手のよい広告原稿を用意するとともに、サイト運営者にとって魅力的な報酬額を設定する必要があります。

    成果単価の設定には、自社の各成果点に許容できるCPAを確認した上で、PPAに参加している同業他社の成果単価、通常ASPを利用している同業他社の成果単価、また、純広告、リスティング広告におけるCPAを考慮して、PPA広告の成果単価を設定しましょう。
    広告の予算は1日単位で設定が可能ですので、トライ&エラーを繰り返し、最適なバランスを追及しましょう。

    尚、成果単価の設定に関る部分で、GooglePPAと通常のASPでは成果報酬の設定形式と個別成果の承認機能が大きく異なります。
    まず、GooglePPAで設定できる報酬形式は、ある成果点が発生した場合に、1件○○円の報酬を支払うといった、定額報酬形式のみです。
    この形式は会員登録、資料請求、特定商品の販売、サンプルの配布等に適した報酬形式です。

    一方、通常のASPでは、定額報酬形式に加えて、購入○○○○円に対して、報酬○%といった、定率報酬形式が利用できます。
    定率報酬形式は、複数の商品を扱うECショップに適した報酬形式です。

    GooglePPAは定率報酬形式ができない為、こうしたECショップなどは、顧客平均購入単価から妥当な定額の報酬額を設定するなど一工夫が必要になります。
    また、成果の個別設定機能の有無も異なります。

    ASPには、例えば、「購入者のうち新規顧客のみを成果とする」、「登録者のうち男性のみを成果とする」などの案件に対応する為、成果の個別承認機能がついています。

    一方、GooglePPAはAdWordsの検索連動型広告やサイトターゲティングと同じ計測タグを利用する為、成果の個別承認機能はありません。
    これは検索連動型広告や純広告の場合と同様です。

    従って、こうした条件付の成果点が望ましい場合の成果単価は、ASPのアフィリエイトの成果単価を参考にするのではなく、リスティング等の成果単価を参考にして設定すると良いでしょう。

    尚、ASPを利用する場合、サイト運営者が申込を行ったり、ユーザーにアクションインセンティブを与えて行動を促進するサイトと提携する場合がありますが、こうしたサイトを利用した場合、成果数は多くなる一方で、獲得後のユーザーのアクティブ度が低下する場合もあり、成果単価を低めに設定する傾向があります。

    GooglePPAではサイト運営者の申し込みは禁止されており、また、ユーザーへアクションインセンティブを与えることは無い為、こうした理由で成果単価を低く設定する必要性は少ないと考えられます。

  • まとめ
  • GooglePPAによりAdWordsは、一連のマーケティング段階に応じた広告が包括的に出稿できるようになりました。
    GooglePPA はbeta版で未知数の部分が多いですが、GoogleAdsenceネットワークの潜在力は十分魅力的ですし、予算管理を1日単位で設定できることと、掲載サイトの確認が可能なことから、実施のリスクも軽減されています。

    また、現時点では出稿企業がそれほど多くない為、媒体運営者から自社の広告を選択される可能性が高いです。

    一度設定してしまった広告を再設定することは、媒体運営者にとって手間がかかる為、掲載媒体の獲得の為、早期に参加するメリットは十分あると考えられます。

                                   



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