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【コラム:動画市場】2011年までにオンライン動画市場はどうなるのか?~アメリカでの市場予測 を読み解く

[05月09日]

ブロードバンド化の加速により、今後インターネット広告市場において重要なポイントとなるであろうオンライン動画市場
いろいろな企業が参入していますがまだまだ市場データが少なく、どのような予測を立てていいか難しいところです。
アメリカではYouTubeなどをはじめとして、すでに成長分野として確立しつつあります。
今後どのような伸びをしていくのか、アメリカのデータから紐解いてみたいと思います。

アメリカにおけるオンライン広告の市場予測レポート「U.S. Online Advertising Forecast, 2006 to 2011」JupiterResearchから公開されています。これはオンライン動画だけではなく、インターネット広告市場全体の分析・市場予測が記されているものです。

そのレポートを取り上げている関係メディア数社の記事からポイントをまとめてみます。


~引用開始~

米リサーチ会社JupiterResearchは、オンライン広告市場が2006年には157億ドル、2011には259億ドルに達するとの見解を示した。

これは間のオンライン広告のシェアについて調査したレポート「U.S. Online Advertising Forecast, 2006 to 2011」によるもの。

(中略)

「ディスプレイ広告に関しては、既存の静的な広告(バナーなど)が伸びない一方で、リッチメディアや動画の広告が2009年から2011年にかけて急成長する見込みだ。2009年が動画広告にとって本当に軌道に乗る年になるだろうとRiley(JupiterResearchのAdvertising analyst)は語る。

現状のオンライン動画広告の障害としては、広告主が利用できる標準のビデオクリップや番組の不足、定期的に配信される動画コンテンツの不足などが挙げられる。Rileyは「視聴者が座って1~2時間視聴するといったオンラインで(動画を)観る習慣がテレビを観る習慣に追いつけば、本当の意味でオンライン動画が軌道に乗る」と語っている。

Jupiterによるとオンライン動画広告への出稿は2006 年は4億ドル(約480億円)、2011年には13億ドル(約1560億円)になる見通し。また、リッチメディアに関しては2006年14億ドル(約1680億円)、2011年には36億ドル(約4320億円)との予測。

~引用終了~

参照:
Just An Online Minute... Online Ad Spend Projections(MediaPost)
JupiterResearch: U.S. Online Ad Forecast(iMedia Connection)
Online Advertising to Reach Nine Percent of Total Ad Spend by 2011(Vox)


米Apple社の「Apple TV」のようにリビングでパソコン上の動画を観たり、現在限定ベータ版運用中のオンライン動画配信「 Joost(ヨースト)」がより多くのユーザーに広がれば、インターネットでの番組配信が活発になり、オンライン動画広告市場も一層盛り上がっているのではないかと思います。
ユーザーの生活時間の中での位置づけがさらにテレビに近づくためには、パソコンとリビングをつなぐインフラと、そこに配信されるコンテンツが重要だということです。

そこにたどり着くまでが2009年。
そこからはオンライン動画がインターネットの大きな部分を占めることになるでしょう。

アメリカに3年遅れているといわれる日本のインターネット市場ですが、ブロードバンドなどのインフラはすでにあり、アメリカに近いスピードで伸びていくのではないでしょうか。モバイルに関しては日本がリードしていくと考えられ、今後オンライン動画が世界的にどのような動きを見せるのか注目です。


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