【コラム:マーケティング】まもなく日本にも上陸 新しい仮想世界「Second Life(セカンドライフ)」 潜入レポ!- 第1回「Second Life(セカンドライフ)」 とは何か?
最近いろいろなメディアが注目することで名前も有名になってきた仮想世界「Second Life(セカンドライフ)」。
ユーザーはすでに全世界 で430万人に達し、中では大規模な経済活動や人間(といっても仮想世界なので仮想の人間「アバター」)の交流が盛んに行われている。
実在する企業が次々と参入しており、ビジネスマーケットとしての価値も今後注目されていくとみられる。
だが、いろいろなメディアで取り上げられているとはいえそこは言語の問題や、普通のSNSとはまた違った敷居の高さがあるため「まだ試していない」という方がほとんどだろう。
4月とみられるSecond Life日本語版の公開を目前にして、セカンドライフとは何なのかという基礎知識から、マーケティングの可能性までを今後探っていきたい。
■Second Life(セカンドライフ)とは
Second Lifeとは米リンデン・ラボが開発/提供する3Dのバーチャルワールド。
ユーザーはこのバーチャルワールド内で自分の化身「アバター」を使って文字通り 「Second Life(二つ目の人生)」を送る。
セカンドライフ内ではそれぞれのユーザーが建物を建てたりアイテムを作ったりといった創造活動や、ユーザー同士のコ ミュニケーションが自由に行われ、それぞれ思い思いの「人生」をすごしている。
これまでのオンラインゲームと比較されることが多いが、セカンドライフはコンセプトから大きく違う。
見た目こそ3Dの画面でいろいろなものが動くのでこれまでのオンラインネットワーキングゲームに似ているが、敵を倒したり、仲間を作ったりといった目的は一切無い。
あえて言うとすれば★セカンドライフという「世界」を発展させ、その中で自分が自分らしく生きる★、ということ。
セカンドライフに目的を問うのは現実世界になぜ生きるのか、という質問をするようなもので、きわめて現実世界に近い感覚だ。
もうひとつの違う点は実際のマイクロ通貨がバーチャルワールドに流通していること。
セカンドライフ内ではリンデンドル(L$)が流通している。
このリンデンドルは実際の米ドルと変動相場で取引が行われており、実際の米ドルをリンデンドルに換金するのはもちろんのこと、セカンドライフ内で稼いだお金を実際のお金に換金することも可能なのだ。
実際アメリカではセカンドライフ内のビジネス(主に不動産事業など)で収入を確保し、ファーストライフ(現実の生活)をそのお金で生活している人も存在する。
■自分らしい自分と自分らしいアイテム - 「アバター」と「プリム」
セカンドライフでは自分の化身「アバター」を操作して世界を歩くことになる。
このアバターの服装は自分で自由に設定することもでき、お気に入りの服を購入し たり・自分で作ったり、着ぐるみを着ることも可能。
顔の形や髪のスタイルも思いのまま。現実世界に似せて自分を作る人もいれば、ぜんぜん違う自分を表現する場合も多い。
セカンドライフ内で行われている経済活動の中で主流なのがアバターの服装を販売すること。
町の中ではいたるところにTシャツなどを販売する場所が存在する。
セカンドライフ内ではアバターを動かしたり、ほかのアバターに話しかけたりできる。空を飛ぶことが可能なので自由に移動もできるし、自転車や車で移動することも可能だ。
セカンドライフには誰でも「プリム」と呼ばれるかたまりを利用して自由にアイテムを作成することのできる機能がついている。その機能を利用してアイテムの作成や、建物の建築などを行い、それに対価をつけて販売することもできる。
今回はセカンドライフというものがどういうものかイメージをお伝えした。
次回はセカンドライフ内で大きくなってきている経済活動を、実際の企業の例を取りながら解説していきたい。
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