【コラム:SEM入門】SEMが受ける外部要因SEMが受ける外部要因~テレビやラジオ、季節のニュースにも常にアンテナを!~
[07年06月11日]
SEMは外部からの影響を非常に受けやすいマーケティング手法である。
自社サイトにおいて、既にリスティング広告やSEOを長期に渡って実施しているマーケティング担当の方々にとっては既知の事実かもしれないが、その影響範囲は多岐に及ぶ。
今回はその例を幾つか紹介したい。
TVの影響
TV番組である健康要素が健康のために良い・肌の老化を遅らせる効果があると取り上げられた。
番組でその内容が放映されたのは日曜日で、翌月曜日には同キーワードの検索数が急上昇し、同成分を含む商材を扱う健康食品系企業には同キーワードから商品を検索し、購入まで至るユーザーが殺到。
月曜日中に商品在庫が無くなり、止む無く同キーワードの掲載を停止せざるを得なくなった。
ラジオの影響
某不動産企業でラジオCMとそのCMの中で出現する固有名詞を検索キーワードとしてリスティング広告を実施。キーワードは完全にオリジナルワードであったが、プロモーション期間中における同キーワードからのサイトへのアクセスはプロモーション期間外のそれよりも4倍近くの数値になった。
Yahoo!純広告の影響
Yahoo!ブランドパネル(Yahoo!TOPページ右上部分の広告枠)にて一定期間バナー広告を実施した
化粧品関連企業は、同期間にoverture広告を実施。
バナー広告掲載期間中は、overture広告全体の成績が非常に良く、特に社名からのクリック数及びコンバージョン数はバナー広告を掲載していない期間と比較して相当伸びていた。
季節の影響
例えば冬の時期(12~2月頃)は、まもなくやってくる新生活に向けて新しい物件を探したり、身辺整理のために粗大ゴミを捨てるユーザーが多い。なので、同時期は不動産関連キーワードや粗大ゴミ・引越し・廃棄関連のキーワードの検索数は多く、それに伴って企業のキーワード入札意識も高くなり、入札単価も非常に高くなる。
ざっと例を挙げると、以上のようなものである。
またこれら以外にも、天気やニュースなども要因として挙げられる。
この様に、SEMが受ける外部要因は様々なケースが考えられるため、SEMを用いるマーケティング担当者はPCとにらめっこするだけでなく、常に世の中で何が起こっているのか、アンテナを張って把握しておく必要がある。
リスティング広告においてキーワードの入札単価を上げたりタイトル説明文を書き換えてみたり、SEOで特定キーワードを上位掲載する為に試行錯誤するなど、SEMには様々な手法があるが、インターネットの範疇を超えたメディアや事象を利用するのも、SEMを行う上での面白みの一つでもある。
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