【WEBマーケティング】米Yahoo!検索連動型広告(リスティング広告)と純広告(バナー広告等)の相乗効果の調査に関して-相乗効果でオンライン購入が244%増加-
米Yahoo!は米国時間12月4日、米comScore Networksとの共同調査で、検索連動型広告(リスティング広告)と純広告(バナー広告等)に関する調査結果を発表した。
参照:
Yahoo! Research Helps Close the Loop Between Search and Display Advertising
http://yhoo.client.shareholder.com/press/ReleaseDetail.cfm?ReleaseID=220821
それによると、検索連動型広告と純広告を組み合わせた方が、それぞれを単独で展開する広告キャンペーンより、大きな効果が得られるという。
具体的には、検索連動型広告と純広告を同時に展開した場合、ユーザーのPVは68%、サイト滞在時間は66%増加した。
また、両広告を目にしたユーザーは広告を見なかったユーザーに比べ、広告主の製品やサービスを購入する割合がオンラインで244%,オフラインで89%も高かったという結果となった。
さらに、両者を併用した広告キャンペーン中は、ブランド名、社名、製品名など、その企業の商標に関する検索が平均26%増加した。
純広告には、大きく分けて2つの効果がある。
1.Webサイト誘導効果
バナー広告などをクリックして、ユーザーを自社サイトに誘導する効果を目的としたもの。
最近では資料請求や会員登録数など、コンバージョン数を最終目的とするケースが多い。
2.広告認知効果
広告を目にしたユーザーに、掲載した製品やブランド名を認知してもらうことを目的としたもの。
これは俗に言う「インプレッション効果」と呼ばれるものです。
またこれは同時に、企業や製品のイメージ向上に貢献する「ブランディング効果」ももちろん期待されます。CMと同様なイメージで考えていただければ分かりやすいと思います。
さて今回の米Yahoo!の調査結果は非常に興味深いもので、ユーザーがバナー広告を見てしばらくしてから、その広告による記憶をたよりに、検索エンジンを利用し商品の購入や、新規会員登録にいたったという、「ポストインプレッション効果(間接広告効果)」が立証されたことになる。
ただし日本において、大多数の広告主の方々が、純広告は純広告、検索連動型広告(リスティング広告)、アフィリエイトはアフィリエイトと様々なマーケティング手法があるにもかかわらず、それぞれを別々に考えているケースが多く、各マーケティング手法の相乗効果を戦略立てて展開している広告主は、まだまだ少ないように感じられます。
Webマーケティングにおいて、ひとつの手法だけで大きな成果をあげれる時代はすでに終焉を迎えており、複数のマーケティング手法をミックスして、いかに効率的にかつ見込み度の高いユーザーを囲い込むかということが、今後より重要となってきます。
マーケティング手法ごとに、複数の代理店なりコンサルティング会社が関係していると、なかなか相互に戦略立てて、プロモーション戦略を立てることは難しいです。
そこで各マーケティング手法を統合して、トータルに提案できる代理店なりコンサルティング会社が、今後のキープレイヤーになってくると思われます。
その他、ユーザーの「行動ターゲティング」ポストクリック(※1)の効果測定も重要となってくるでしょう。
※1 ポストクリックとは
広告媒体(検索エンジンや外部媒体)を押して広告主サイトに飛んだ後のユーザー行動をいう。
広告測定の評価指標として重要視されてきている。
関連用語
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:このエントリーのトラックバック一覧
【Webマーケティング】米Yahoo!検索連動型広告(リスティング広告)と純広告(バナー広告等)の相乗効果の調査に関して-相乗効果でオンライン購入が244%増加-(Webマーケティングガイド)
from マーケティング2.0Webマーケティングガイドで、米Yahoo!のリスティング広告と純広告との相乗関... [続きを読む]


