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【コラム:口コミ】企業はブロガーにお金を渡してはいけないのか?

[03月12日]

先日PR会社のビルコムが発表した調査結果が関係者の中で話題となっている。

「企業がブロガーに宣伝のためお金を渡す行為について44.5%が反対」

この調査で、お金を渡す行為について「賛成」と答えた人は55.5%いた。
昨今、


などのブロガーに数百円の金銭的報酬を与えて、記事を書いてもらうというプロモーション手法に「やらせなのでは?」という不信感も生まれる中での調査であったため、関心を引いた形だ。

リサーチでは賛成派の理由としては記事を書いたことに対して「報酬を受けとるのは当然」、
反対派の理由としては「混乱を与える」というものが一番多かった。

当然と言えば当然である。

さて、気になったのは、反対派の理由の2位以下である。


  • 「企業が個人の情報をコントロールすべきではない」

  • 「倫理・モラルに反する」

という理由が一番ではないにしろ、少なからず回答があった。

CGMが成長してきた背景としてあるのは、CGMという場が信頼感のある場として機能してきたことが要因として挙げられる。
1人1人対等な個人が、何のコントロールもなく、節度をもって発信する情報に人々は魅せられてきたのだ。

「あの商品よかったよ」
「この商品はここがあんまりよくなかった」
「あの映画はすごい感動したよ」

その信頼の置ける場に企業が土足で入り込むな、そう言っている回答である。

筆者はブロガーが企業からお金をもらう行為を禁止すべきだとは思っていない。

ブログも1つのメディアとして捕らえれば、有力なメディアが広告収入を受けてはいけないとは言えないと考えている。

何でもかんでも制限を設けずに広告を掲載すればメディアの信用度は落ちるから、そこのブレーキはきくはずだという話は法人メディアにおける広告掲載基準と同じ話だ。

しかし1つ違うとすれば、ブログ運営者はほとんど個人であるということ。

個人にそういう判断能力のバラツキがあるとするならば、ある一定のガイドラインみたいなものは必要なのかもしれないと感じている。

ただ、それについても上から「これがブログの広告掲載基準です」というのはCGM的発想ではない。

企業とブロガーの関係はまだまだ発展途上である。


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