Location : Webマーケティングガイド > Webマーケティングコラム > Webマーケティング > 【コラム:マーケティング】まもなく日本にも上陸 新しい仮想世界「Second Life(セカンドライフ)」 潜入レポ!- 第2回ブックオフのエプロンで日産の車に乗ってみる。

【コラム:マーケティング】まもなく日本にも上陸 新しい仮想世界「Second Life(セカンドライフ)」 潜入レポ!- 第2回ブックオフのエプロンで日産の車に乗ってみる。

[07年03月27日]

今年春に日本へ進出するといわれる仮想世界「Second Life(セカンドライフ)」の中の世界をお伝えしているこのコラム。

前回の「まもなく日本にも上陸 新しい仮想世界「Second Life(セカンドライフ)」 潜入レポ!- 第1回「Second Life(セカンドライフ)」 とは何か?」は、名前を聞いただけでは敷居が高く感じられる「セカンドライフ」について実際どういうものなのかをお伝えした。

アメリカではすでに多くの企業がオフィスを建設し、ビジネスを行っているほか、日本でもブックオフや東芝EMI、ミクシィ、セシールなどが参入しているセカンドライフだが、今回は、

セカンドライフにおいて現実に存在する企業が次々と参入していくのはなぜなのか?

という素朴な疑問について考えたい。

まずは最近参入したブックオフを訪問。さらに日産の車の自動販売機で夢のマイカー(!?)をゲットしてみた。


■セカンドライフで稼ぐということ


実際の企業がコストをかけてセカンドライフ内にオフィスを作るからには、それなりのリターンを見込んでいるはず。
実際「セカンドライフで稼ぐ」というのはどういうことなのか?
企業が参入する目的としては、


  • 不動産の売買/賃貸

  • アイテムの販売(建築含む)

  • ブランディング/パブリシティ

などがあげられる。

現状では、3つ目のブランディング/パブリシティという目的が大きく、独自に島を購入しオフィスを建築したり、無料のアイテムを配る場合が多いようだ。

今回はそれに力を入れているであろうブックオフ日産(アメリカ法人)を訪れてみようと思う。


■ブックオフの迷路


ブックオフのSecond Life店は日本人が多く訪れる「Shibuya」の町に存在する。
周りのよくある地味な建物とはうって変わり、ブックオフのロゴが黄色・青・赤が映える店構えだ。

bookoff1.jpg
〔参照:Second Life内〕

中にはいると現実世界の店舗情報やブックオフのサイトへのリンクつき看板、サービスを紹介するビデオの上映などが行われている。
ブックオフの店舗だからといって中古の本の予約や購入などはできないようだ。

bookoff2.jpg
〔参照:Second Life内〕

Second Life 店の最大の特徴は2階以上が巨大な迷路になっているところだ。
ユーザーはその迷路をクリアすると特別なアイテムがもらえるとのこと。
迷路は壁一面本のテキスチャが貼られており、入り口にも書いてあるとおり、3D酔いには要注意だ。
また、万が一出られなかった時のために「出口」の位置情報を保存しておける。
迷ったらそこにテレポートすればいい。

bookoff3.jpg
〔参照:Second Life内〕

さて、がんばって迷路をクリアするとブックオフの「エプロン」が手に入る。実に20分以上かかってしまった…。

bookoff4.jpg
〔参照:Second Life内〕

大変だったが初心者の自分にとってはアイテムが増えるのはうれしい。
町でたまに黄色いブックオフのT-シャツを着ている人を見ると、「あ、この人もブックオフの迷路に行ったんだ」と、なんだか面白い。


■自動車の自動販売機


今度は巨大な車の自動販売機を設置している米日産。
自動販売機に貼り付けられている説明文中のパスワードを打った後、パネルの番号を選ぶと、好きな色の自動車が手に入る。

nissan1.jpg
〔参照:Second Life内〕

実際にコースもあるので車に乗って走り回ることができる。
ギアは5段階で、5速に入れたとき速すぎて海に突っ込んでしまった。

nissan2.jpg
〔参照:Second Life内〕

実際の感想はというと、正直、「かなり楽しい」。

セカンドライフ初心者の自分としてはアイテムが増えることは純粋に楽しいし、車のような乗り物であればなおさらだ。
実際に筆者は自動販売機からすべての色の日産車を自動販売機から手に入れて、同じ島にあるコースで乗り回してみた。
近くにいた海外のユーザーに話しかけられて、一緒におしゃべりをしながらドライブをするという、ゲームではなくセカンドライフならではのエピソードもできて楽しかった。


■どのようなブランド効果があるのか


セカンドライフに入ったばかりで何をしていいかわからないユーザーにとって無料でアイテムを配って「それ、もう持ってるよ」とか、何か挑戦させて「俺はあれ、クリアしたよ」とほかの人に話すのは結構楽しい。

当然そのときに企業名が出るのだからクチコミ効果はあるだろう。このコラムのようにブログに書き込んで広がっていくことも期待できると思われる。

まだまだ先行者メリットでパブリシティ効果/ブランディングの要素が強いように感じられるが、今後バイラルマーケティングや、特別なキャンペーンとしてきちんとプランニングされ、その効果まで測定できればさらに企業の進出はすすむだろう。

さまざまな企業やサービス、コミュニティ、イベントなどが存在するセカンドライフだが、まだまだその潜在的な可能性については明らかになっていない状態だ。


次回以降もいろいろと面白い場所を紹介しながらセカンドライフの可能性について考えてきたいと思う。


■おまけ…
日産の自動販売機の近くにある無料のレンタルラジコン。5分間自由にはじらせることができるのだが、車の速度が速く、なかなかうまく操作できない。何とかジャンプさせたいのだが…。

omake.jpg
〔参照:Second Life内〕




【その他注目記事】


関連用語



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL: