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【自主リサーチ調査結果】ソーシャルメディアに関する調査(上)--メディア別の利用率、認知率の違いと利 用のされ方について

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[09年12月11日]

Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同で、ソーシャルメディアに関する調査を行った。

 ここ1、2年足らずの間に"ソーシャルメディア"という言葉を聞く機会が多くなり、広告出稿メディア、自社媒体(サイト)、に次ぐもう1つのメディアの総称として、ようやく多方面から注目が集まるに至った。

 ソーシャルメディアに関する定義は曖昧で、人によりけりとなっているが、ざっくりとユーザーが情報を発信、交換し合う中で成立していくメディアということができるだろう。

 この調査ではそういった各種ソーシャルメディアを利用している人は、どんな人でどの程度いるのか、また全体の意識はどのようになっているかを分析していきたいと考えている。
 また、前述の通りソーシャルメディアに関する定義は曖昧なため、利用者が発信しているメディアサービスで有力なものを15サイトをピックアップして具体的な調査の対象とした。
 まず、今回のソーシャルメディアに関する調査(上)ではそのそれぞれのソーシャルメディアが実際にはどの程度利用されていて、利用者はどういった目的で、どんな恩恵を得ていると考えているのかをまとめた。

【調査結果サマリー】
・ネット利用者の4人に1人はブログを毎日利用している。
・mixi、GREE、モバゲータウンといったSNS系メディアサービスはサービス自体は知っているが利用したことのない人が多くなっている。
・Twitterはネットユーザーの半分以上の人に認知されている。
・mixiは友人とのつながりを軸としながら、多様なことが可能なサービスと意識されている。
・ニコニコ動画はYouTubeに比べて、自ら能動的に発信できるメディアと考えられている。


調査対象は、10代~50代の男女500人。
性別:女性=50%:50%、
年代別は10代:20%、20代:20%、30代:20%、40代:20%、50代:20%
※各性年齢別に50人ずつの均等割付とした。

 まずQ1では、ソーシャルメディアと呼ばれるものをいくつかピックアップし、それぞれの利用具合について尋ねた。
 その上でそれぞれのソーシャルメディアの利用具合を6つに分類をした。
分類は以下の通りである。
 "ヘビーユーザー":ほぼ毎日利用している人
 "ミドルユーザー":週に数回程度利用している人
 "ライトユーザー":月1回程度の利用の人
 "使用経験者":半年に数回程度の利用や、過去に利用していて現在は利用していない人
 "未使用者(既知)":そのソーシャルメディアのことを知っているが利用したことのない人
 "知らない人":言葉の通りそのソーシャルメディアをそもそも知らない人

以上となっている。
 ただしこれらの分類は、単純にヘビーユーザーが多いからそのソーシャルメディアが利用者にとって良い優秀なものということを示すものではない。それぞれのメディアによって利用の仕方やモデルにも違いがあり、おのずと割合の多くなるユーザー層にも違いが出てくることになる。

 まずヘビーユーザーを最も多く含むメディアとして"各ブログサービス"があがった。ヘビーユーザが28.4%いることから、ネット利用者の4人に1人はブログを毎日利用しているということが出来るだろう。このメディアには複数のサービスを含めたため、一概に言うことは難しい面もあるが、ブログがインターネット内で生活者に定着しつつあると言えるのではないだろうか。
 mixi、GREE、モバゲータウンといった2005年前後から大きく利用者を伸ばしたメディアは、知っているけれど使っていない層が非常に多くなった。これらのサービスは話題になっていることは感じているものの、自分は利用していない層が多くいると考えられる。こういった、各ユーザー層の傾向等についても次回以降明らかにしていく。
 価格.comや2ちゃんねるは使用経験者が多くなっている。価格.comはライトユーザーも多くなっている。これは家電品など比較的大きな買い物をするときにその指標としてその時に限りに時々利用されることが多いからだと考えられる。一方で2ちゃんねるは古くから話題になっているメディアであるため、過去に利用したことのある絶対数が多くなっていることが要因と想定できるだろう。
 OKWave、COOKPAD、Twitter、大手小町、@コスメ、はてなブックマーク、Flickrはそもそもの知名度が少ないという結果になった。その中で比較的最近話題になっているTwitterが最も知名度が高くなっており、またヘビーユーザーが比較的多いことは注目に値するだろう。


【Q1】ソーシャルメディアと称されるインターネットメディア、サービス、それぞれの利用具合

Q1(SM別利用率).jpg

 Q2ではそれぞれのソーシャルメディアのライトユーザー以上の人に対して、そのソーシャルメディアをどのような目的で利用し、結果どのようなことが可能になっていると感じるのかを尋ねた。
 なおここでは、そのライトユーザー以上のユーザー割合が20%以上のソーシャルメディアに限って調査している。

 各ブログサービスについては、"見ていて楽しめる"、"自分の興味や関心、知識の幅を広げることが出来る"、といった項目を中心に、全体的に各項目ともに高めになっていた。これはブログサービスがその管理者、執筆者が自由に発信しているものに依存するため、ブログそれぞれが多様なコンテンツとして認知されているからだと言えるだろう。
 また、発信するという立場にたっても、"自分の考えや行動を記録出来る"、"自分の思ったことを発信することが出来る"といった項目が比較的高くなっており、自己情報を記録、発信できるメディアとして認知されていることが伺える。


【Q2-1】各ブログサービス(n=280)

Q2-1(blog).jpg

 mixiでは"友人とコミュニケーションすることが出来る"、"友人の動向を知ることが出来る"、"気軽に参加出来る"といった項目を中心として全体に高い割合となっている。これはmixiがもともと"マイミク"などといったつながりを軸としたコンテンツサービスを中心としながら、現在より多様なサービスを提供していることによると考えられる。


【Q2-2】mixi(n=179)

Q2-2(mixi).jpg

 YouTubeは"見ていて楽しめる"、"自分の興味や関心、知識の幅を広げることが出来る"が利用者たちの主に感じているところとなっていた。動画共有サービスとして幅広く知られており、多種多様で大量の動画コンテンツを気軽に見ることが出来る"楽しめる"メディアとして認知されていることを伺うことができるだろう。


【Q2-3】YouTube(n=382)

Q2-3(youtube).jpg

ニコニコ動画もYouTubeと同じく、"見ていて楽しめる"、"自分の興味や関心、知識の幅を広げることが出来る"が高い割合となっていた。YouTubeと比べると"見ていて楽しめる"の割合が減少し、"自分の思ったことを発信できる"、"自分の作品を発表することが出来る"といった項目の割合が高くなり、より能動的に発信できる動画共有サイトと認知されているのがわかる。


【Q2-4】ニコニコ動画(n=207)

Q2-4(ニコ動).jpg

 価格.comは"最新の情報を知ることが出来る"、"自分の疑問に関する解答を得ることが出来る"という項目が利用者の意識の中心となっているようだ。これは価格.comが商品を価格だけでなく、仕様や機能の部分でも比較が可能で、その上高い更新性を誇っていることによるだろう。価格コムは利用者の特定の情報ニーズに応えていくことの出来るメディアとなっていると考えることが出来るだろう。


【Q2-5】価格.com(n=239)

Q2-5(価格コム).jpg

 2chは"最新の情報を知ることが出来る"、"見ていて楽しめる"、"自分の興味や関心、知識の幅を広げることが出来る"、"自分の疑問に関する解答を得ることが出来る"といった項目に意識が集まっていた。2chは多種多様なBBSを持つサイトとなっており、それぞれによって得られる情報の量や質も変わってくると考えられる。そういった結果として、このように多様な情報を得られるメディアというイメージにつながったのではないだろうか。


【Q2-6】2ch(n=185)

Q2-6(2ch).jpg

 COOKPADは"自分の興味や関心、知識の幅を広げることが出来る"、"自分の疑問に関する解答を得ることが出来る"、"見ていて楽しめる"といった項目などが高くなっていた。 料理(レシピ)という特定の事項に関する情報を得ることが出来るサイトとして、こういった項目が高くなっていると考えられる。


【Q2-7】COOKPAD(n=108)

Q2-7(クックパッド).jpg


 今回の調査では、ソーシャルメディアと呼ばれている多様なメディアについての利用動向等を調査、分析した。結果それぞれメディアごとに様々な利用のされ方をしていることがわかり、意識の違いなども見えてきた。これを踏まえ、今後、それぞれのメディアのより細かなユーザー像の分析も行っていきたいと考えている。

 次回ソーシャルメディアに関する調査(下)ではソーシャルメディア上で友人を作ることや課金モデルに対するユーザー意識を分析する。

本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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本調査はインターネットリサーチを使ったものです。
あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
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調査対象   :10代~50代までの男女500人
調査期間   :2009年11月27日(金)~11月30日(月)
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :メディアインタラクティブ

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