【自主リサーチ調査結果】ソーシャルメディアに関する調査(メディア接触意向編)--個人が発する情報を信頼するのは40%
Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のメディアインタラクティブと共同で、ソーシャルメディアに関する調査を行った。
前回のソーシャルメディアに関する調査(下)では、多様なネットサービスの利用され具合と、ソーシャルメディア上での友人などのリアルとの連動、つながり方について調査した。
結果、約50%の人がソーシャルメディアでの友人をリアルでも友人とすることに抵抗がないと回答された一方、ソーシャルゲームの課金に関しては90%の人がまだ抵抗感を持っているようであることなどがわかった。
今回のソーシャルメディアに関する調査(メディア接触意向編)では、ソーシャルメディアの利用が広がっている現状で他のサイトやTV、新聞、雑誌、ラジオなどのマスメディアに対しての生活者の利用意向について調査した。
【調査結果サマリー】
- ここ2,3年で最も接する時間の減少したメディアはTVで、49.6%の人が減少したと考えている。
- 新聞、ニュース番組、ニュースサイトなど、情報自体を商品としているメディアの情報の信頼度は高い。
- PCからのインターネットに接する時間が増えた人はここ2,3年で70.2%にものぼる。
- 1日に7時間以上PCからインターネットを利用しているユーザーは23.2%(仕事、プライベート含む)
- モバイルからのインターネットの利用が月3時間以下の人が53.4%
調査対象は、10代~50代の男女500人。
性別:女性=50%:50%、
年代別は10代:20%、20代:20%、30代:20%、40代:20%、50代:20%
※各性年齢別に50人ずつの均等割付とした。
Q1.ここ2、3年の間の情報を得るメディアに接する時間の変化(それぞれ単数回答)
Q1ではここ2、3年の間にメディアに接する時間がどのように変化したのかを尋ねた。「大幅に増えた」と「少し増えた」をあわせたメディアへの接触時間の増加と、「少し減った」と「だいぶ減った」を合わせたメディアの接触時間の減少をまとめると以下のようになった。
・インターネット(PC)は最も利用率の増加したメディアとなった。接触時間が増加したと回答したのが70.2%となったのに対し、接触時間が減少したと回答したのは3.0%だった
・インターネット(モバイル)はインターネット(PC)に次いで増加率が大きく、27.0%の接触時間が増加し、接触時間が減少したのは17.2%となった
・新聞の接触時間が増加したのは11.2%、減少は37.6%
・ラジオの接触時間が増加したのは10.6%、減少は41.8%
・テレビの接触時間が増加したのは9.8%、減少は49.6%
・雑誌の接触時間が増加したのは9.0%、減少は47.8%
この結果を見ると、4マスと言われるようなTVや新聞、雑誌、ラジオに対する接触時間は減少傾向が見られ、PCを中心にインターネットの接触時間が増加していることがわかる。
【Q1.ここ2,3年の間の情報を得るメディアに接する時間の変化】(n=500)

Q1でメディアに対する量的な変化は把握することが出来た。
Q2は、メディアに対する信頼度についてまとめる。
Q2.情報を得るメディアそれぞれに対する信頼度〔それぞれ単一回答〕
Q2では情報を得ることが出来るメディアそれぞれについて、どの程度信頼を寄せているかを尋ねた。
"非常に信頼している"と"まぁ信頼している"を合わせ、各メディアの信頼度合いを見た結果、以下のようになった。
・"新聞全般"を信頼している人は87.4%。
・"ニュース番組"を信頼している人は86.2%。
・"ニューサイト"を信頼している人は81.2%。
・"ブランドサイト"を信頼している人は65.0%。
・"その他の番組"(バラエティ番組とニュース番組以外)を信頼している人は55.6%。
・"ポータルサイト"を信頼している人は53.4%。
・"雑誌全般"を信頼している人は47.6%。
・"ソーシャルメディア"を信頼している人は40.8%
・"その他のサイト"(ポータルサイト、ソーシャルメディア、ブランドサイト以外)を信頼している人は37.8%。
・"バラエティ番組"を信頼している人は36.6%
以上。
情報、ニュース自体を商品としているメディアが3位までを占めている。
4番目に"ブランドサイト"がきているが、そのブランド関する情報はそのブランドの元から得る情報が信頼性あると考えられているということだろうか。
ソーシャルメディアはこのラインアップで下から3番目の信頼度となった。
個人から発せられていた情報ほど信頼度が低くなっていると言えるかもしれない。
ただしソーシャルメディアといっても、その情報の性質は変化してきている。たとえばTwitterでは、ニュースサイトや起業、著名人なども個人と 同列で発言しており、その信頼度はアカウントに依存するとも考えられる。
また、バラエティ番組では、「全く信頼していない人」が16.2%いた。
【Q2.情報を得るメディアそれぞれに対する信頼度】(n=500)

Q3ではインターネットに接する時間がPC、モバイルそれぞれどの程度か調査した。
Q3-1.PCでインターネットに接している平均時間〔単一回答〕
(仕事、プライベート問わず)
Q3-1はPCでインターネットに接する平均的な時間について尋ねた。
結果は以下のようになった。
・"1日に11時間以上"接する人が12.0%
・"1日に7~10時間"接する人が11.2%
・"1日に3~6時間"接する人が42.8%
・"1日に1~2時間"接する人が27.6%
・"週に4時間程度"接する人が2.0%
・"週に1~3時間"接する人が3.8%
・"月3時間以下"の人が0.6%
以上。
インターネット調査であるため、ネットユーザーに偏っている点を考慮しなくてはいけないが、1日に7時間以上PCからインターネットを利用していると考えている人が23.2%もいるということで、1日の大半をPCと向き合っている人も少なくないと言えるだろう。
【Q3-1.PCでインターネットに接している平均時間】(n=500)

一方で、モバイルからの利用はどうだろうか。
Q3-2.モバイルでインターネットに接している平均時間〔単一回答〕
(仕事、プライベート問わず)
Q3-2はモバイルでインターネットに接する平均的な時間について尋ねた。
結果は以下のようになった。
・"1日に7~10時間"接する人1.2%
・"1日に3~6時間"接する人7.8%
・"1日に1~2時間"接する人20.6%
・"週に4時間程度"接する人6.2%
・"週に1~3時間"接する人10.2%
・"月3時間以下"の人が53.4%となった。
以上。
PCに比べると、だいぶ利用時間が短くなっている。
また、「1日に1~2時間」という回答が最も多かったことから、PCのように長時間インターネットに接続して利用し続けるのでなく、必要なときだけに時々利用するデバイスということが改めて確認された。
【Q3-2.モバイルでインターネットに接している平均時間】(n=500)

今回の調査では、ソーシャルメディアが台頭している現在、他のメディアへの意向がどうなっているのかをまとめた。
結果、4マスを中心に利用時間は減少し、インターネットの利用意向が伸びていること、メディアへの信頼度という点で、新聞やニュース番組やニュースサイトなどの情報が商品として保障されているメディアが依然信頼性が高いということなどがわかった。
次回は これまでの調査の結果を踏まえなが、いくつかのソーシャルメディアのユーザー像についてまとめていく。
本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
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本調査はインターネットリサーチを使ったものです。
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業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
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調査対象 :10代~50代までの男女500人
調査期間 :2009年11月27日(金)~11月30日(月)
調査方法 :インターネットリサーチ
調査機関 :メディアインタラクティブ

