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【自主リサーチ調査結果】eコマースサイトの利用に関する調査(上)--eコマースの広告訴求は潜在層向けが効果的!?

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[09年09月24日]

Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社の株式会社ボーダーズと共同でPCの検索とモバイルの検索の比較調査を行った。

また、本調査は株式会社ボーダーズが提供するセルフ型アンケートリサーチシステム『アンとケイト』を使用して調査を行った。(サービスの詳細についてはページ下段をご参照ください。)


富士経済の通信販売市場の調査結果報告書「通販・e-コマースビジネスの実態と今後 2008-2009 市場編」によると、インターネット通販市場は2010年に2.5兆円、モバイル通販も4000億円となり、通信販売(物販)全体の50%以上をネットが占めることになるという。
実際昨今の市場を見ているとeコマースサイトが乱立し、多様な商品が売られるようになっている。
そこで今回は、インターネット通販のプラットフォームとしてのeコマースサイトが、どのように利用され、また利用者が現状のeコマースサイトをどのように感じているか調査した。


今回の「eコマースサイトの利用に関する調査(上)」では、eコマースサイトをどれくらい利用しているかや、サイトをどう探すか、また、商品ごとにどういった購入経路を利用しているか等についてまとめた。


【調査結果サマリー】
・60代以上のシルバー層も他の世代と比べて遜色がないほどeコマースの利用率は高くなっている
・eコマースサイトは楽天やYahoo!ショッピングなどの大手ショッピングモールを利用することが多い
・eコマースでほとんど買い物をしない人は、よく利用する人たちに比べて、広告をクリックしてeコマースサイトを訪れて利用することが多い
・eコマースをよく利用する人は他の人たちに比べて、特定のサイト名を検索してeコマースサイトを探すことが多い
・チケット関係はインターネットで購入することが一般化している
・カタログ通販は衣料品や家具、ギフト関連の利用が多い

調査対象は、15歳以上の男女659人
性別は男性:女性=50.8%:49.2%、
年代別は10代:16.7%、20代:14.9%、30代:16.1%、40代:17.5%、50代:17.8%、60代~:17.1%となっている。


Q1-1.インターネットのeコマースサイトでどの程度買い物をすることがあるか?[単一回答]
(n:659人)

Q1ではeコマースサイトで買い物することがあるかをたずねた。
結果、よく利用することがある人が30%、たまに利用することがある人が38.8%、ほとんど利用することがない人が9.6%、全く利用することがない人が21.5%となった。
ECサイトの利用率が上がっているという話はよく聞くところであるが、「よくある」と「たまにある」の2つを合わせたおよそ70%の人にとっては、eコマースサイトは比較的身近なものとなっていると推測できる。

ECサイトの利用に関する調査Q1.jpg

続いて、Q1-1を年齢別にみるとどうなるか、調べた。

Q1-2.インターネットのeコマースサイトで買い物をすることがあるか?[年齢×単一回答]
(n:15~19歳110人、20代98人、30代106人、40代115人、50代117人、60代以上113人)

Q1-2では、Q1-1をもとに年齢別のeコマースサイトの利用について調べた。
結果を見ると、30代~50代の利用が目立っているのがわかる。
また、シニア層と言われる60代以上の人たちでも利用に他年代(特に10代20代)と大きな違いはない。
シニア層にもeコマースの利用が定着してきている、と見ることが出来るだろう。
ただ、今回のアンケートがインターネットリサーチだったことを加味すると母集団に多少の偏りがあるため、一般にはもう少し利用傾向が落ちると想定される。

ECサイトの利用に関する調査Q1-2.jpg

Q2-1.商品を購入するeコマースサイトはどのように探すことが多いか。[複数回答]
(n:Q1で"全くない"以外を選んだ517人)

Q2-1では商品を購入するeコマースサイトはどういった方法で見つかることが多いかたずねた。
結果、楽天やYahoo!ショッピングといった大手ショッピングモールから探すのが66.2%、商品名で検索するのが63.1%となっており、この2つがとび抜けて高いという結果になった。
楽天やYahoo!ショッピングといった大手ショッピングモールの利用はeコマースを探す上で、最も一般的な方法になっていると言うことができるだろう。
また、商品名で検索する人は、すでに商品への興味や購入意欲が高いと考えることが出来る。そのため、検索結果に出てくるサイトはそのまま商品購入のきっかけになると言えるのではないだろうか。

ECサイトの利用に関する調査Q2.jpg

これを、Q1-1のeコマースサイトをどの程度利用するか、という設問と掛け合わせてみた。

Q2-2.商品を購入するeコマースサイトはどのように探すことが多いか。(eコマースサイトの利用頻度別)[単一回答×複数回答]
(n:よくある198人、たまにある256人、ほとんどない63人)

Q2-2では、Q2-1とQ1-1を掛け合わせ、eコマースサイトの利用頻度別に商品を購入するサイトの探し方に違いが見られるのか調べた。
eコマースでものを買うことがほとんどない人は、そもそも全ての回答が他の回答者に比べて低い傾向がある。そのような中で、広告をクリックしてeコマースサイトに行く傾向が他の人たちに比べて多くなっていることがわかった。eコマースをよく利用する人たちのように特定のサイト名を検索する程には、まだeコマースサイトに慣れてはいないが、この広告はクリックするという傾向から、eコマースサイトをほとんど利用していない人たちも、広告等のきっかけ次第で今後eコマースサイトをよく利用するようになり得る潜在層と考えることも出来るのではないだろうか。
eコマースサイトの広告訴求はあまり利用に慣れていない、潜在層に向けたものが効果的であるかもしれない。

ECサイトの利用に関する調査Q2-2.jpg

Q3.以下の商品それぞれの頻度の高い購入経路[それぞれ単一回答]
(n:659人)

Q3では商品の種類ごとに、どこで購入する傾向が高いのかを尋ねた。
実際のアンケートでは、以下の購入経路のほかに、ラジオ通販や雑誌通販なども選択肢として用意したが、1%に満たない回答となったため、それらは全てその他にまとめることにした。
ほとんどの商品では実店舗で購入するほうがまだ多いという結果になったが、その中でイベントチケットや航空・鉄道チケットはインターネット通販での購入の方が高い頻度になっていた。チケット関連はすでにリアルで買うよりも、インターネットにて購入することが定着しつつあるようだ。

モバイル通販で購入されるものとしては、コンテンツ関連が中心となっていた。
また、カタログ通販では、ギフト・中元・歳暮や、衣料・アクセサリ・ファッション関連、家具・雑貨・小物、美容用品などが購入されていた。

ECサイトの利用に関する調査Q3.jpg

次回ECサイトの利用に関する調査(中)ではECサイトを使っているときに感じる不満点等についてまとめる。

本調査はインターネットリサーチを使ったものです。
あくまでも指標や参考データとしてご活用下さい。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。
より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
お問い合わせください。

調査対象は、15歳以上の男女659人
性別は男性:女性=50.8%:49.2%、
年代別は10代:16.7%、20代:14.9%、30代:16.1%、40代:17.5%、50代:17.8%、60代~:17.1%となっている。


調査対象   :10代~の男女659人
調査期間   :2009年9月9日~2009年9月10日
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社ボーダーズ

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