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【自主リサーチ調査結果】第1回SNSに関する調査-88.3%のユーザーが「オープン型のSNS」に不安-

[12月25日]

Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のマクロミルの協力のもと、
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のオープン型と招待制についてのインターネットリサーチ調査を行った。その結果、88.3%のユーザーが「オープン型のSNS」に不安を感じている事がわかった。

調査対象は18歳以上のパソコンインターネットユーザー200人。
男女比は男性50%、女性50%、となる。


Q1では、「安心」や「利用しやすさ」など6つの項目について、オープン型のSNS(MySpace、YouTubeなど誰でも参加できる)と招待制のSNS(mixiなど、招待した人のみが参加できる)のどちらに当てはまるかを尋ねた。
その結果、「安心」面では89.8%のユーザーが「招待制」を支持しており、この事から90%近くのユーザーが招待制のSNSを安心だと感じている、もしくはオープン型のSNSに不安を感じていると考えられる。

オープン型のSNSであっても公開の設定が可能な為、全てのユーザーに公開されるというわけではないのだが、匿名であるがゆえに招待制のSNSに比べ誹謗中傷などの"荒らし"は多くなる事が想定され、これが安心感の欠如につながっていると考えられる。

これを証明するように、「不安」という項目においては88.3%のユーザーが「オープン型」を挙げており、安心面においては両者に明らかな差異がある事がわかった。

また、これは安心や不安という項目に通ずる点でもあるが、70.9%のユーザーは招待制のSNSの方が「自分の日記が書きやすい」と回答しており、オープン型を支持するユーザーは29.1%にとどまっている。

インターネットの一番の特徴として匿名性が挙げられるが、SNSやブログもまたその例外に漏れず、ユーザーネームを個人が特定出来るものにする必要はない。

韓国に引き続き、中国では2006年11月30日にブログの開設時に実名登録を義務化する方針を打ち出しているが、それでもインターネット上に表示されるのはユーザーネームだけであり、ユーザーがインターネット上である特定の個人ユーザーの個人情報を取得することは非常に困難なことであると言える。
(参照:asahi.com/12月1日
(関連記事:中国政府、ブログ実名制を検討/CNET

インターネット上で個人が特定される事は、自身が情報を開示しない限り起こらないにも拘らず、70%以上のユーザーが招待制のSNSの方が"利用しやすい"と回答している事は非常に興味深く、ユーザーのオープン型に対する不信感を感じざるを得ない。

逆にオープン型SNSの長所としては「利用のしやすさ」と「新しい友達に出会える」という点が挙げられる。利用しやすいという項目では、58.7%のユーザーがオープン型を支持しており、誰でも好きな時に参加できる当サービスの利便性が際立っている。

人との出会いに関しては実に76.7%のユーザーがオープン型SNSの方が招待制のSNSよりも優れていると回答している。
不特定多数のユーザーに情報を発信できるだけでなく、情報を享受する事も可能であるというインターネット本来の性質に基づいた回答結果であると言える。
しかしながら、オープン型のSNSを不安だと考えているユーザーが60.9%存在している事もまた事実であり、オープン型SNSの成長はこの"不安"を如何に取り除くかにかかっているのではないかと考えられる。


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Q2では、オープン型SNSと招待制のSNSについてどのように思うかを自由回答形式で尋ねた。
代表的な回答を以下にあげる。

【オープン型SNS】
・利用するのは抵抗がある 【女性23歳 大阪府 会社員(事務系)】
・友達を作るコミュニティーとしてはいいと思う【男性29歳 静岡県 会社員(技術系)】
・怖い、危ない【男性29歳 愛知県 会社員(その他)】
・不安である【男性45歳 北海道 自営業】
・日記を書くとすると素直には書けなそう【男性24歳 茨城県 会社員(事務系)】
・当たり障りのないことばかり書いてしまいそう【男性45】 愛知県 公務員】
・世界を広げる上で有効だと思う【男性30歳 埼玉県 会社員(その他)】
・気軽に参加できる【男性39歳 東京都 会社員(事務系)】


【招待制のSNS】
・オープン型よりは安心感がある【女性35歳 神奈川県 専業主婦】
・プライバシーが保てる【男性44歳 神奈川県 会社員(技術系)】
・安心して使える【男性25歳 三重県 その他】
・限られた人だけになってしまい、楽しさはなくなる【女性35歳 茨城県 専業主婦】
・周りに招待してくれる人が誰もいないので不便【男性36歳 福島県 公務員】
・招待制と言えども安心しきれないと思う【女性35歳 静岡県 専業主婦】
・本音で書ける【男性48歳 大阪府 会社員(技術系)】
・SNSの特色が出ていていいと思う【男性19歳 愛知県 学生】


上記回答からもわかるように、オープン型SNSは気軽に参加する事が可能であり、友達作りにも適している。
一方、招待制SNSは入会は面倒であるが、安心感をユーザーに与える事に成功している。

2006年11月、米最大手のSNS「MySpace」が上陸してはや2ヶ月が過ぎようとしている。
2006年に222億円と予測されるブログ・SNS市場は、2011年には1,706億円にまで成長すると見込まれており(※1)、
この伸び白の中で、どのサービスがシェアを高めていくのかが今後の注目ポイントである。

日本におけるMySpaceの登録者数は未だ明かされていないが、国内大手のmixiと世界最大級のMySpaceの戦いになる事は必死である。また、この戦いは単純な企業間の問題であるだけでなく、同時に招待制のSNSとオープン型のSNSのどちらが日本人に適しているのかという争いでもあり、今後も注目していく必要がありそうだ。


(※1)SNSの市場規模予測
野村総合研究所の発表によると、2006年に222億円であったブログ・SNS市場は2011年には1,706億円にまで成長すると予測されている。
(出典:野村総合研究所2006年12月

(補足資料)SNSの利用者数
総務省の発表によると、2006年3月時点での国内のSNSの利用者数は716万人となっている。
2005年3月の時点では、SNSが111万人だった為、この1年間で約6.5倍に利用者が増えたことになる。
(出典:総務省2006年4月

本調査は、業界の全般的な調査となっております。
業種や取り扱っている商品、またユーザーの属性によっても調査結果は大きく異なると考えられます。

より詳細な業界動向や、ターゲット層に合わせたリサーチにご興味をお持ちの方は、
リサーチアウトソーシングサービスをご活用ください。


サンプル数  :200
調査期間   :2006年11月16日(木)~11月17日(金)
調査方法   :インターネットリサーチ
調査機関   :株式会社マクロミル
対象者     :20歳から49歳男女

本調査結果の単純集計を無料でご提供させていただきます。
アンケート回収データ・クロス集計サービス・レポートは有料にてご購入いただけます。
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