【Webマーケティング:注目記事】海外オサイフケータイ事情(PHS-MOBILE.COM)
~引用開始~さて。iPhoneにオサイフケータイ対応を求める声もあり、さらに、まことしやかに「次期iPhoneはオサイフ対応だ」などとデマを流す向きもあるわけですが、その裏で着実に進行している恐るべき事実が、実は日本ではほとんど知られていません。
世界的に、非接触ICカードというと、有名どころでTypeA、TypeB、Felicaという三つがある、といわれていて、もちろんいずれも国際標準として承認されています。しかし、標準の世界では、標準になったというだけでは、何の意味もありません。その標準に対して、強力な影響力を発揮できる「事業者」や「業界団体」が「採用」というお墨付きをつけないと、標準自体はただの紙切れなのです。
そういう意味では、XGPというのは、確かに国際標準になりはしましたが、採用はウィルコム一社だけ。事実上のウィルコムローカル技術。こういうのは、結局国際標準ではあっても誰も対応機器を作らない、という典型的な例。
さてオサイフケータイの話に戻ります。オサイフケータイは、ご存知の通り、Felica技術を利用した決済システムです。日本の非接触ICを使った決済システムはこのFelicaが圧倒している状態で、他の技術は非常に細々と使われている状態。たとえば、ISO 14443 TypeAやTypeBとして標準化されたインターフェースは、Taspoとか住基カードとかに使われている程度。
しかし、世界最大の携帯電話事業者団体であるGSMAは、このオサイフケータイを国際的に互換性のあるシステムとし、世界中何処でも同じ決済システムを再利用できるようにということでいくつかの勧告(これとかこれ(リンク先PDF注意))を策定しました。ちなみにこのGSMAには、KDDIを除く日本の事業者もすべて加盟しています。
実はこれに先立つちょっとした流れもあったんですが、結果として、Felicaは落選しました(上のリンク二つ目PDF(2008年11月)でFelicaが完全に消滅しているのがわかるかと思います)。これにより、携帯電話を使った決済システム(つまりオサイフケータイ)の世界標準は、Felica以外の2方式、ISO 14443 TypeAとTypeBに決定したわけです。
~引用終了~
日本でも大分普及してきたオサイフケータイですが、世界的視点から考えると日本がどんどん
取り残され、ガラパゴス化していることが分かります。
日本が世界に誇ることのできる技術を持っていても、それを世界に広めていけない日本の
競争力の弱さは、オサイフケータイ以外にも様々な面で当てはまるものではないでしょうか。

