【Webマーケティング:注目記事】AOL,広告事業強化に向けアフィリエイト・サービスのbuy.atを買収 (IT pro)
AOL,広告事業強化に向けアフィリエイト・サービスのbuy.atを買収 (IT pro)
~引用開始~米Time Warner傘下のAOLは米国時間2008年2月5日,アフィリエイト・サービスのbuy.atを買収したと発表した。buy.atはAOLのインターネット広告事業Advertising.comの1部門となる。買収金額などの詳細については公表していない。
buy.atは2002年に英Perfiliateおよび英Perfiliate Technologiesが立ち上げた事業。米ニューヨークや英ニューキャッスルに拠点を構え,従業員は約70人。200社以上の顧客を持つ。ディスプレイ広告やペイ・パー・クリック型広告と異なり,サイト訪問者が商品を購入するなどの行動をとった場合に,広告料が支払われるモデルを採用している。
AOL会長兼CEOのRandy Falco氏は,「今回の買収により,新たな広告サービスを提供してAOLの広告事業をいっそう強化し,グローバルな展開を図っていく」と述べている。
AOLが広告関連企業を買収するのは過去1年間でこれが5社目となる。同社は2007年に,テキスト広告の米Quigo(関連記事:AOLがQuigoを買収へ,オンライン広告事業Platform Aを強化),行動ターゲット広告の米TACODA(関連記事:AOL,行動ターゲティング型広告のTACODAを買収へ),モバイル広告の米Third Screen Media(関連記事:AOL,モバイル広告のThird Screen Mediaを買収),オンライン広告の独AdTechを買収している。
米Jupiter Researchによれば,米国の電子商取引市場は2007年に前年比14%増の1160億ドル規模となり,2011年には1710億ドル規模に達する見通し。インターネット広告市場もこれに連れて拡大し,中でもアフィリエイト広告は急速に成長する見込みという。
Eコマースが成長する限り、アフィリエイトは重要な導線としてその価値を高め続けるだろう。
もはや時代は1つの技術で生き抜けるほどのんびりしたものではなく、新たな技術によって富を得たものが、更に新しい技術を持つものを買収することで始めて生きられるようになっている。
「一人勝ち」と言われることが多く、今日では「一人勝ち」の先達が手を組んで挑まんとするほど巨大化したGoogleも、その成長の原動力は買収であった。
買収は対外・対内どちらにおいても、戦略的課題を多くもたらすが、AOLの今回の買収が吉と出るか凶と出るか、今後の動向に注目したい。
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