【Webマーケティング:注目記事】ワンセグ放送キーマンに聞く・日テレの佐野徹氏「勝利の方程式づくりに注力」(IT-PLUS)
ワンセグ放送キーマンに聞く・日テレの佐野徹氏「勝利の方程式づくりに注力」(IT-PLUS)
~引用開始~――「利益が上がる方程式」とは具体的には
「ワンセグには広告の展開と有料コンテンツの販売、携帯を通じた通信販売という3つのビジネスモデルが考えられるが、我々は3つとも成立すると考えている。よく二兎追う者は一兎も追えずというでしょう。でも逆に考えれば二兎追うには焦らず時間をかければよいということ。我々はじっくり三兎を追うスタンスだ」
「特に時間がかかるのは広告モデルで、今はいくつか実験を進めている。NTTドコモと開発したのは、ワンセグ視聴者の携帯電話にクーポンなどを自動的に書き込む仕組み。コカ・コーラとの実験では缶コーヒーの無料クーポンを配信した。対応する自動販売機に携帯電話をかざすとキャンペーン中の缶コーヒーをもらうことができる」
「これは最後の一押しをするモデルということ。テレビCMなどでブランドに対する認知度は高まっていても、最後に店でどれを選ぶかというのは実は決め手がない。その時にクーポンがあることを思い出せば選ぶかもしれない」
「最近、ペットボトルにおまけがついているでしょう。あれはボトルにつけるためにものすごくコストがかかっている。それでも飲料メーカーがおまけをつけるのは店頭での最後の一押しをしたいから。ワンセグはこの一押しをできるツールになる」
「今はテレビCMという“空軍”とワンセグという“陸軍”の両方から複合的に消費者に“刺さる”広告モデルを実験して開発している最中だ。大前提はテレビ局が行う広告サービスであること。テレビCM用の広告宣伝予算外から広告費を獲得すること、室内テレビとワンセグを組み合わせた立体的な手法をとること、端末へのプッシュ型配信を最大限生かすことを根本に据えて取り組んでいる」
ペットボトルについているおまけのような、店頭での最後のひと押しにワンセグは有効、という説明は非常にわかりやすくワンセグのメリットを伝えていると言えますね。
しかし上記でも触れられていますが、最後のひと押しになり得るのは、“割引やクーポンなどその場ですぐにメリットになることが明確にわかるもの”以外では現状は難しいのではないでしょうか。
商材にもよるのでしょうが、特にコモディティなどにおいてユーザーが店頭購入時に携帯を開いてワンセグを視聴するかというと、そのハードルはかなり高いと考えられます。
もちろんワンセグ普及による影響はそれだけではありませんので、各社の今後の戦略を注目して見守っていきたいと思います。
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